にそべげ

個人の感想です。

7月まとめ

CUPHEAD THE DELICIOUS LAST COURSE

カップヘッドの有料DLC。延期に次ぐ延期でいつ発売するかと待っていたがついに発売。 新キャラクターチャリスと新ステージ、新ショット、装備が追加された。

チャリスはかなり強力な性能であり、大概のステージはチャリスを使ったほうが楽。 ここについては何故ほぼ上位互換になってしまう高性能なキャラクターを追加したかは少々疑問である。

追加されたステージはこれまでのCUPHEADのクオリティを損なわず高品質なアニメ、音楽とかなり力が入っている。 追加ステージが全部で5ステージ程度と本編と比較すると少々物足りないボリュームだが、 その質の高さはただただ素晴らしいの一言。

とりあえずは各ボスを一通り倒して、一部ボスはエキスパートで最高ランクを獲得した状態で止めているが どこかで全ボス最高ランククリアしておきたい。

milk inside a bag of milk inside a bag of milk ...

精神を病んでしまった少女が牛乳を買いに行く、ただそれだけの話。ジャンルとしては超ショートなノベルゲーム。 ゲーム内で描写される情景は少女視点のものであり、その世界は異様の一言。 プレイヤーは少女自身というわけでもなく、少女のイマジナリーフレンドとして少女と接することになる。

かなり難解な作品であり日本語訳は相当な苦労をしたものであろうと思うが、この異質な世界観を表現してくれている。 何と表現すればよいか難しい作品だが、無料なのでとりあえず気になった人は触ってみると良い。O

milk outside a bag of milk outside a bag of milk ...

前作milk inside a bag of milk inside a bag of milk ...の続編。 前作同様に異質な世界を生きている少女のイマジナリーフレンドとしてプレイヤーは物語を進めていく。 今作はノベルゲーというよりはポイント&クリックアドベンチャー風味なゲーム性であり、 少女の部屋を中心に前作ではよくわからなかった少女の過去、現実を目の当たりにする。

前作同様にこれまた難解な作品ではあるものの、 今作では外から見た少女の現実世界も見れるので、少女に何があったのかを少し推察できるようになっている。 また今作ではアニメーションが挿入されていたり、マルチエンディングが用意されていたりと前作よりも力が入っているので 雰囲気が気に入った人は購入をお勧めする。筆者もよくわからない点が多分にあったが、そこも含めて好きな作品。

ショベルナイト

懐かしさを感じるファミコンテイストの2Dアクションゲーム。 マリオ3のようなステージを選択して、各ステージを攻略していく。

かなり良質なアクションであり、グラフィックや操作感も相まってロックマンを思い出した*1。 全体的な難易度は平易であり、ただクリアするだけなら簡単。ただし物足りないという人にはノーダメージクリアの実績などやりこみ要素もかなり豊富に用意されている。

現在だと無料DLCでショベルナイト以外の3キャラクターも操作できるので単純なボリュームもそれなりにある。 ただし全体的にキャラクターを変えても根本からゲーム性が変わるほどというわけでもないので、ちょっと飽きてしまった。

モンスターハンターライズ サンブレイク

モンスターハンターライズの有料DCL。モンスターや新技が大幅に追加されている。 全体的にライズの不満点を潰せていて、ライズのアクション面で不満だった部分はかなり潰せている。 元々快適さに全振りしたライズでさらに快適な狩りができるようになった。 新アクションの疾替えについても便利ではあるが必須技というほどでもなく、サンライズのやり方をそのまま踏襲して言ってもよいし、 上手い人は疾替えで翔蟲技を使い分けるなどちょうどいい塩梅のバランスになっていた。 ただハンター側がずいぶん強くなってしまったせいか、追加されたモンスター側もあからさまな回避狩りや滅茶苦茶な動き、技を繰り出すようにもなっていて 昔のモンハンのようなジリジリしたアクションというよりは別ゲーになりつつあるなとは思った。 今回でライズ仕様のモンハンは終わりだとは思うので、次回作のモンハンがどうなっていくのかは気になる所ではある。

*1:主に最大の敵が針や穴な点も含めて