にそべげ

個人の感想です。

5月まとめ

バイオプロトタイプ

戦闘実験を繰り返し最強生物の作成を目指すヴァンサバ系ゲーム。 ゲーム構成としては戦闘 -> 強化 -> 戦闘の一定ラウンドしのげればゲームクリアというよくある構成。 多様な特殊能力を持つキャラクターと戦闘で得られる多様な強化アイテムを組み合わせて最強ビルドを構築する点も同様。

ではこのゲームの他のヴァンサバ系ゲームとの差別点が何かというとそれは強化システム。 このゲームの強化システムはキャラクターの脳から伸びる神経に強化アイテムである細胞を付けることで初めて効果を発揮する 細胞からはまた神経が複数本生えているのでその先に細胞を付けることで細胞を多数接続することができる。

面白いのがこの細胞の効果が発動するとN%で次の接続された細胞の効果を発動するという細胞効果が連鎖的に発動する仕組みがあること*1 これらの効果をうまく利用すると一つの攻撃が連鎖的に多数の攻撃を引き起こすことが可能になり、ヴァンサバらしい弾幕を作ることができる*2

戦闘はほかのヴァンサバと同様に攻撃は自動で行われるので、キャラクターを動かすだけだが 先ほど組んだ細胞の連鎖が狙い通り、または想定以上の戦果を挙げると非常に面白い。*3

ほかのヴァンサバよりもよりプレイヤーのビルドが重要な作品なので、少々食傷気味だったヴァンサバ系ゲームとしては非常に楽しめた。 価格もほかのヴァンサバ系ゲームと同様に安いのでお勧め。

ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説

ローグライク+リズムゲーであるクリプトオブネクロダンサーのシステムで作られたゼルダの伝説。 ベースはクリプトオブネクロダンサーなのだが、全般優しく作られていてゼルダの伝説のような謎解き要素もある。 オリジナルのクリプトオブネクロダンサーは難しいのもあって途中でやめてしまったが、本作はローカルマルチプレイもできたりと優しい難易度だったので楽しくクリアできた。

*1:連鎖発動する条件は細胞ごとに違う

*2:実際には細胞ごとに次にどんな細胞が接続できるかなどの制約があるので、うまい連鎖を作るにはこの制約のパズルをうまく解消しなければならない

*3:逆に思ったように効果の連鎖が起きなくて敵にやられてしまうことも多々ある